UNICORN

イーガジャケジョロ発売記念

オフィシャルインタビュー

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ABEDON

これ何ラジオ?

――

これはですね、今回はラジオではないみたいで(笑)。

ABEDON

ラジオじゃないの?

手島

テレビらしい。

――

テレビでもないです(笑)、カメラが一台もないんで。隠しカメラがあるのかな? 

ABEDON

なによ、趣味?

――

趣味だとしたらホントにすいません。こんな嬉しい話はないです。

ABEDON

なんの話、今日は?

奥田

なんの話(笑)。

ABEDON

(笑)

川西

さみしい(笑)。

――

今日はですね、とりあえず僕が何者かっていうところからちょっと、ご紹介させていただいてよろしいでしょうか。

手島

声出てるねー。

――

ありがとうございます。

奥田

さすがの川西つぁんも聞こえるよ。

手島

そうそうそう。

――

聞こえますか。

川西

バッチリですよ。

――

あ、遠山と申しまして、僕。普段芸人やらさせていただいてまして。

川西

それで声がこう。

――

劇場が基本なんで、そうなんです。

手島

張っていかないと。

――

キャパ、100、200のところで。

ABEDON

あのね、ここ劇場じゃないです。

――

劇場じゃない(笑)。

――

(笑)で、芸人やらさしていただきつつラジオのほうも、TOKYO FM。

ABEDON

ラジオじゃん。

――

はい、月曜日から金曜日まで夜10時から、「SCHOOL OF LOCK」という番組やらさせていただいておりまして。9月に民生さんがシングル出されたときにちょっとお越しいただきまして。ありがとうございました。

川西

「SCHOOL OF LOCK」知ってる。

――

え?

川西

テッシーに教えてもらった。

――

テッシーさんご存知なんですか?

手島

スクローブロックでしょ?

奥田

(笑)

――

全然言えてないし、今聞いた感がすごかったですけど(笑)。

手島

あのね、あの、TOKYO FMのね。

――

そうです。

手島

月曜日から金曜日まで。

奥田

言うたし、さっき。

川西

ハハハハッ。

手島

レギュラーで帯でやってるらしい。

ABEDON

で、続けて続けて。

――

すいませんすいません。

奥田

(笑)

――

それで、なんか縁がございまして、今日は、ちょっと。

ABEDON

これ?

――

お金のほうは、正直いらないっすよ。

手島

これ?

――

そんな、いや、女がいけるんだったら、紹介して欲しいって気持ちはすごいやまやまです。

――

すいません、違うんですよ、それじゃないんですよ。女子の話じゃないんです。それはまた別、後日ということで。今回その。

手島

はい。

奥田

何を、何用?

ABEDON

何をすんの?

――

いや、僕が聞いたのは(笑)。

奥田

ハハハハッ。

――

そんなつめられることあります?(笑)

ABEDON

いやいやいや(笑)。違う違う。

――

俺、呼ばれて来てんですよ。

ABEDON

なかなか言われたものがさ。

――

呼ばれてきて、何よって言われても。

ABEDON

まあまあ、俺も呼ばれてるから。

――

じゃあ、みんな呼ばれてるんですね。

奥田

みんな呼ばれてるんだよ。

手島

お呼ばれですは、もう。

――

いや、その「イーガジャケジョロ」を出されるわけじゃないですか。それで。

川西

イーガジャケジョロ。(←イントネーション指摘)

――

すいません、♪イーガジャケジョロ、イーガジャケジョロ。

川西

イーガジャケジョロじゃない、イーガジャケジョロ。

――

イーガジャケジョロ。そこは厳しいんですね。

奥田

(笑)

手島

そこはええやないか。文字にしたらいっしょや(笑)。

――

で、僕ちょっと先に聞かしていただいて、それのちょっとこう感想を、お話させていただきながら、みなさんのお話も聞けたらいいなってことですよね?

スタッフ

ハイ、そうでございます。

――

そういうことですよね(笑)。それが公式のホームページに。

奥田

俺らのホームページ用ね。

ABEDON

あ、そういうこと。

――

らしいっす。

奥田

だからそういうのね、だからゲストはこっちなんのよ。

ABEDON

ホント、お願いしますよ。よろしく(笑)。

――

(笑)

ABEDON

よろしくお願いします。早く言えよ、そういうの(笑)。だって今、10分ぐらいくだり聞いてたよ。

――

そうなんすよ。全然。

ABEDON

なんすか。

奥田

(笑)

――

お話が伝わってないことに、ものすごい焦りを感じて。今何をしてるんだろうと、僕は僕で。

手島

まあ探り探りやから、俺たち。

奥田

俺たちホントに、この瞬間に聞いてやるから。

ABEDON

そうそう(笑)。瞬間瞬間でね。

――

(笑)公式のことらしいんで、これは。

奥田

そうだよ、だからどっちかっていうと。

手島

TOKYO FMに出れるわけじゃないんだ。

――

TOKYO FMでは、僕が随時、隙見てバンバン言ってこうと思ってます。ユニコーンさんの新しいアルバム。

――

すいません、なんか、今日も何本も取材があるところで。

奥田

いやいやホントに、わざわざ来ていただいてありがとうございます。

ABEDON

ホントすいません。

――

(笑)いやいや、僕も、ホントに、こんなに光栄なことはないぐらい、ずっとユニコーンさんのことを、中学校のときから大好きでございまして、夢のようでございます。

奥田

もうね、なんかラジオ行くとね、そんなことばっかずっと言うから。いたたまれなくなった。

――

(笑)

川西

もうええよ、もう。

ABEDON

面倒くさくなる?

――

(笑)ありがとうございます。

ABEDON

(笑)

――

あの、ホントに、いろんな方にこういったことは言われてると思うんですけども。大好きですっていうことは。やっぱりそこは、伝えたくてですね、ホントに。

手島

でもいろんな方に言ってるんでしょ?

――

違います! 

手島

そういうことある。

――

ホントにないっす! 声でかくてすいません。

手島

ナイス、ナイース。

奥田

ホントでかいは、声(笑)。

――

ずっと大好きなんですよ。(←ちょっと小声)

手島

ものすごい見つめられてる(笑)。

ABEDON

誰が大好きなの。誰が、誰が大好きなの(笑)。

――

そういう聞き方されますか? これホントに言っていいすか? 5人の塊が僕はホントに好きなんです。

奥田

ほらきた。

ABEDON

あらま普通の優等生。

手島

ごめんね、今日4人しかおらんで。

ABEDON

ハハハハハ。

――

聞いてください聞いてください。違うんですよ、違うんでよ。今日は4人しかいらっしゃいませんけど。

手島

もう、こればっかりは。勝てなかった。

――

これね、とんでもなくイビツなわけなんですよ。ファンから見ると。

奥田

なにがや、失礼なこと言うな。

――

形がですよ、形が。普通の例えばロックバンドとかだったら、こうあらなきゃいけないっていうものが、ユニコーンのみなさんには一切ないと。

川西

ひとり来てないしね。

――

来てないし(笑)。

奥田

やる気がまずないからね。

――

(笑)で、やっぱそれがね、普通綺麗な丸だったら、転がせば転がるわけじゃないですか。でもこう、形が見たことない形なわけですよ、やっぱ。

手島

異形なものなわけですね。

――

異形なものですよ。それをこうやって転がすことは、ガタガタ言って、どこに行くかもわからないし。という中でも。

奥田

違う違う、そういうイビツなこう、岩の下に、コロが付いとるから。

――

(笑)

川西

スーッと。

手島

そのまんまこう。

――

(笑)キャリーバックスタイルだったんですね。誰が引くんですか、それ。

奥田

それはなんか事務所(笑)。

ABEDON

こっちでリモートコントロールがあるから、ほら(笑)。

――

マジか。そうなんすね(笑)。

奥田

そう見せかけて、スーッといくからね(笑)。

――

導かれてたんですね。

手島

引っ張る人が疲れたら変わる。

――

ああ、で、93年にそれで電池が切れて。

ABEDON

そうそうそう。一回ね。

奥田

そう、コロが無くなってもうて。

ABEDON

ハハハハハッ。

手島

擦り切れてもうて(笑)。

ABEDON

まずね、1コロが無くなったから(笑)。

奥田

(笑)

――

1コロそうですね。早めになくなっちゃいましたよね。

ABEDON

早めに、消耗しちゃったから。

――

なんかおかしな話で。

ABEDON

おかしな話だよね。

奥田

で、今回、1コロ死んだんで。(お休みのEBIの顔写真をゆびさして)

――

(笑)

ABEDON

こっちがイチコロになった(笑)。

手島

笑顔が返って悲しいいうねん(笑)。

奥田

ホント死んだみたいや、これ。

――

また16年ぐらい待たなきゃいけないってことですね。てまあ、ホントになんか、そういうことをずっと思ってまして。それで今回また2009年に再始動されてから、アルバムとしては3枚目ですよね。

手島

3.5枚目やけどね。

――

「Z II」も入れたらですけど。これ聞かせていただきましてですね、あの、キマシタ! 

ABEDON

キタ?

――

炸裂っす。

手島

ゆるさ炸裂。

奥田

なにが?

――

ユニコーンが炸裂しました。これは。めちゃめちゃいいっすよ。

ABEDON

イビツっちゅう意味ではイビツだね。

――

ですよね、前半は、結構シンプルなロックンロールアルバムなのかなって、ちょっと思ったんですよ。結構そういう曲続かないですか?

ABEDON

そうかもね。

――

「イーガジャケジョロ」から、「夢見た男」、EBIさんの曲も結構ロックンロールじゃないですか。それで阿部さんの「Boys & Girls」もすごい、で、わーって来て、後半から、なんていうんですか、何が起きてんだ、これっていう(笑)。

ABEDON

(笑)

手島

まあね、まあまあ、そうなるよね。

――

いい意味ですよ。なんだ急にと。

奥田

なんだ急に(笑)。

――

(笑)やっぱ「俺のタクシー」あたりから。

奥田

そうですか。

ABEDON

様子がね。

――

様子がだんだん。

手島

様子がおかしいよね。

奥田

確かにおかしい。

――

「ユトリDEATH」も、僕、民生さんのあの野太い声が、非常に僕、大好きなんですけども。そこもずっと炸裂しつつ。「トキメキーノ」、川西さんじゃないですか。歌、歌われてるの最初民生さんで、ABEさん、ですよね?

奥田

よくわかるね。

川西

すごいね。

ABEDON

そうなの、自分でも間違うぐらいだけどね。

――

(笑)この「トキメキーノ」も、ドキュメントDVDとかよくあるじゃないですか。ユニコーンさんの。あれで、最初にデモテープ出しみたいな、会議みたいな、あるじゃないですか。

手島

飲み会ですけどね。

――

あのときの、多分、「トキメキーノ」は、川西さんの仮歌をマネされて、民生さんとABEさんが歌ってらっしゃるのかなとか。

奥田

さすがですね、ホントに。

――

やっぱそうでした?

ABEDON

そうですね。

――

そうですよね。

奥田

当たり前。そうじゃなきゃ、あんな歌い方するわけないやん。

――

(笑)

手島

(笑)じゃーんって。

奥田

するわけないじゃんね、俺らが。

ABEDON

それ込みの曲だから(笑)。

――

(笑)

手島

これなかなかニュアンスコピーするの大変なんよ。

奥田

始まった瞬間に、はやくサビいかないかなと思ってる(笑)。

――

(笑)

手島

辛い時間が(笑)。

奥田

はやく次行ってくれと思ってる(笑)。

――

これ、ずっと頭から離れなくてですね、なんか違和感がすごいある曲だなと。

奥田

違和感があった(笑)。

川西

イビツだった(笑)。

――

フックですよ、フック。引っかかり。特に川西さんの作られる曲って、昔のアルバムからそういうの多いじゃないですか。

奥田

あのね、音楽をわかっちょらんからね。

川西

アハハハハハッ。基礎というものがね(笑)。

奥田

ハハハハハッ。

――

確かにいろんなVTRとか見さしてもらっても、自分で作った歌を歌入れしてるときも、自分でメロディがどこ行っていいかわかんなくなって。

奥田

なってるね。

川西

幼稚園児みたいなもんですからね。

――

(笑)

ABEDON

今回はわりとね、それがね、何回聞いても、同じ音程いってることに気がついたの。

――

てことは、それが。

奥田

その形を、自分のものにして。

手島

それ以外ができなくなってる(笑)。

奥田

違う(笑)、以外がじゃなくて、その自分のその、なんかやりたかったものがね、自分でだいぶわかってきたんだと思う。

川西

(笑)だいぶわかってきた。

ABEDON

だから、ダメ出しとかするようになってきたの。これは違うみたいな。この音程じゃないんだ。

――

この例えば、「トキメキーノ」のときもあったんですか?

奥田

だからね、昔だったら、例えば「ブルース」とかっていう曲みたいなのは、こっちが頑張ってその、川西つぁんのやりたいことを解釈して。こうかな?

――

元はといえば。

川西

ハハハッ。

――

そのあとライブでも川西さんが歌われてるバージョンがあるわけじゃないですか。

奥田

あっちが正しいんです。

――

(笑)ヘルメットかぶって歌ってたあれが。

手島

そうそう、あれが。

奥田

ああだったんやーと思うよ。

――

正しいと。

奥田

そうなんです(笑)。メロディ間違えてんですよ、俺。

手島

若干ね(笑)。

奥田

で、それがもう、だから積み重ねで、一回それが嫌で辞めてるし。

――

(笑)

奥田

その(笑)。もう、俺が歌うと。まかしとれんっつうことですよ。

――

「素浪人ファーストアウト」とかも、実はちょっと。

奥田

違うのよ、あれも全然違う。

――

違うんですね。

奥田

違う。もっとね、もっと複雑な曲(笑)。

一同

(爆笑)

――

実は(笑)。

奥田

あんな簡単なメロディじゃないもん。

――

それ知らなかったですね。

手島

12音階ではわからない。

奥田

ドレミファソラシドがつかない、変な記号をつけなきゃいけないような。オタマジャクシがこう、どっちでもないわけよ。

ABEDON

微妙に揺れてる的な(笑)。

奥田

(笑)オタマジャクシが、譜面が動画じゃないといけないの。

川西

ハハハハハッ。

――

今ようやくデジタル対応になって、ようやく川西幸一の時代になってきたと。

奥田

そうそうそう、譜面動画だから。

ABEDON

やっとね。iPadで見れる(笑)。

奥田

(笑)こう、こうなって。

ABEDON

ちょっと前後左右に(笑)。

奥田

すごいな、その譜面。

手島

そういうアプリ作っちゃうぞ(笑)。

奥田

難しいね、それ。初見でやるの(笑)。

手島

揺れる譜面。

――

今回その川西さんが作詞作曲とか、作詞作曲に関われてる曲。

手島

がんばりーの。

奥田

多いよ、なんかしらん。最初からなんか、売り込みがすごかったからね。

川西

売り込み(笑)。

――

俺の曲どうだっていう。

ABEDON

そうね、そうそうそう。

手島

譜面をバシッと持ってきて。

奥田

そうそう、さっさと譜面を、配るからね。

手島

コードが書いてない。

――

コードなしで。

手島

構成だけ書いてある。コードつけてって。

奥田

配られても、これからやるぜぐらいの。

ABEDON

名前、上に書いてあるもんですからね、もう。それですかみたいな。

川西

線が引いてあるだけの譜面(笑)。

奥田

線が引いてあるだけだったんですけどね、コードが書いてなかったんです。

手島

構成だけはある。

――

それは今まで、「Z」とか「シャンブル」とか、よりもやっぱこの、なんていうんですか、意気込みがすごかったんですか。

手島

アグレッシブですね、それはもう。

奥田

まあ、あれですよ、この人たち電大って、3人でやってるじゃん。そのせいでね、みんな俺が俺がになって帰ってきた。

手島

われがわれが。

奥田

われがわれが。われがって、お前がってことだよ(笑)。

川西

違うじゃない、わしがじゃ、それ(笑)。

――

(笑)それユニコーンとしてはどういう状況ですか。

ABEDON

どういう状況って、いいも悪くもそれを利用するしかないでしょ(笑)。

――

 (笑)それの結果、この並びになってると。川西さん的にはあったんですか、今回ちょっと、なんか自分なりのこう、もっとこうしてやろう、ああしてやろうみたいな。

川西

いやいや、あのね、そういうことよりね、電大でずーっと動いてるじゃないですか。レコーディングして、ツアーもやって、レコーディングしてツアーやって、レコーディングして、ツアーやってっていう流れの中でそのままきてるから。そのスピードのまま突入してるって感じ。

奥田

わりと俺とABEが置き去りになってた。

――

(笑)そうなんすか。

手島

スタジオでちょっと気後れするところが若干あったもんね。二人がね。俺は、どうしようかなと思って。

ABEDON

だってうるさいんだもん、ずっと。3人が。しゃべってるから。

奥田

俺はどうしようかなじゃないよね、いちばんしゃべってる。

手島

いやいやいや。

ABEDON

うるさいから、静かにしてくれっていうことで出る、とりあえずスタジオ出ちゃうの。

奥田

ほんまうるさいわ~って(笑)。

ABEDON

ほんまうるさいわ~っつってね、みんな出てっちゃって、3人だけになってる、結局。

奥田

切れたり(笑)。

――

すごいじゃないですか、結束力が、電大の3人は3人でグッと。

手島

いや、結束力というか、だんだんスタジオでの振る舞いが大胆になってきただけかな。

――

(笑)

奥田

スタジオのね、真ん中を制するようになってきたのよ、この3人が。

――

テッシーさんもあれですか、今回は。

手島

いや、俺は同じ位置にいるんですけど。どっちかというと。みんなが前行ったり後ろ行ったりしてるだけで。僕は同じ位置にずっといるつもり。

奥田

テッシーはどこにおったって、しゃべり続けとるから。位置はあんまり関係ない。

ABEDON

ロビーに僕たちが移動する、ロビーに来てしゃべり始める(笑)。

一同

(笑)

――

(笑)でもそんなテッシーさん、「それだけのこと」。

手島

これきますか。

――

ちょっとこれも。

手島

それだけのことですよ。

――

(笑)もう終わりですかお話。

手島

あまり言うことはないと。普段こうやってしゃべってるけど。

奥田

ハハハハハ。

――

もう聞いてくれと。いうことでいいんすね。

ABEDON

これ聞いていいんすか?

――

なんですか。逆にっすか?

ABEDON

(笑)逆に。

――

僕は聞きたいこといっぱいですよ。

手島

ものすごい魔物を引きずりだすぞ、俺は。

――

だって、これ、ユニコーンファンからしたらですよ。例えばクレジットとか一切見ずに聞いてたら、もう最後これ、ケツの2曲前じゃないですか。ピアノのファッて音が聞いたときに、どうしてもABEさんが多分、歌われてるんだろうなと。思うんすよ。

奥田

なるほど。

手島

くるよね。

――

「シャンブル」でいう「R&R IS NO DEAD」みたいな、壮大なバンっていう歌が始まんのかなと思ったら。

手島

お前が歌うんかい!

――

ホント、聞いた印象、「おい、テッシーかい!」って。

一同

(笑)

――

すいません、それは(笑)、聞いた印象なんで。

ABEDON

ハハハハハ、そうだよね。

――

「テッシーかい、おい!」と。これすいません(笑)。

奥田

それ副音声で入れときたいわ(笑)。

手島

お前が歌うんかいっていう(笑)。

川西

ずーっと聞きながら、これ、なんかバンって出てくるな、出てくるな、から、終わるんかい!

――

(笑)終わるんかい! っていう感じにもなりますし。

手島

でしょ?

――

多分みんな同じことを思うと思うんです。これは。

手島

なんも見ずにね。

――

そうです。

奥田

まあ、これはそうです。

ABEDON

普通そうだわ。

奥田

それはそうですよ。

――

で、作詞作曲を見たら、手島さんって書いてあって。あ、そうなんだと。

奥田

正直、俺とかABEのほうが歌うまいぜ。

ABEDON

ハハハハハッ。

――

(笑)

手島

俺のは下手だぜ。

――

ただ、それが(笑)。

手島

俺も何番手かわからんぐらい(笑)。

ABEDON

もうさ、なんか俺ら、普通扱いされてんのよ、もうさ。そうよ。

奥田

そうなんだよ、なんか味がないらしいぜ、どうやら(笑)。

――

(笑)

ABEDON

くそ~、腹立つわ~(笑)。

手島

うますぎちゃってもう。

奥田

普通でつまんねーって言われてる。

――

でも、これが、テッシーさんの、それはね、おふたりには、、こんなこと言ったらすごい失礼ですよ。劣るかもしれないです、歌唱力は。

手島

完全に劣ってるけどね(笑)。

――

そのなんか無骨なとことか不器用なところが。

ABEDON

そこ持ってきますか。

――

はい。ものすごい伝わってきて。

川西

生き方がね。

奥田

胸を打つんですよ。

――

これってピアノは誰が弾かれてるんですか。

手島

ABEさんですよ、当然。俺があんなことできるわけがない。

ABEDON

テッシーの声を聞かないで弾きましたからね(笑)。

――

(笑)

手島

聞いとったやろ!(笑)

――

声を聞いてしまうと、プレイに影響が出ると。なるほど。

ABEDON

影響が出る。うん。テッシー、まず歌わない(笑)。

――

(笑)これは最初に持ってきた段階で、ピアノで弾き語りで、自分が歌う。

手島

そなアホな。

――

違いますよね?

手島

いやいや(笑)。普通にね、バンドでやる、「自転車泥棒」的な感じだったんですよ。デモはね。それそのままやっても爽やかすぎるやろ。しかも俺、普通に歌ったら爽やかやいう話になって。ちょっとモノマネも入れつつ。

――

モノマネ?

奥田

いや、違うんやって。正直、滑舌がいまいち悪いから、ドラムとか入れたら、何いっとるかわからん。

――

(笑)

手島

そういうことかいな(笑)。

――

そっちに負けてしまって何を言ってるかわからない。

手島

あ、だから電大は3人で歌ってるんです。俺ひとりで歌うと、何言うとるかわからん(笑)。

――

それでいろいろ紆余曲折があって、ピアノがABEさんで、テッシーさんが歌うっていう形に。

奥田

そう、いちばんシンプルな形で。

手島

何がいちばんひどいんやって話になって。

――

ライブでこの曲が披露されたときのこととかも、パって頭に浮かんできたんですよ。

川西

想像するよね(笑)。

――

はい。

ABEDON

もちろんそれありきでやってますよ。

――

そうですよね。

ABEDON

もちろん。

――

これ、もちろん多分ライブのときには、テッシーさんが歌ってるってことはわかってるわけじゃないですか。

奥田

知ってるからね。だからまあ、EBIが歌うんですけどね(笑)。

――

「EBIかーい!」ってなる、ライブで(笑)。「EBIが歌うんかーい!」

手島

そうそうそう(笑)。今度はお前かい!

――

これいいっす、なかなかないっすね、今までに。ボーカルがその都度変わっていく。

ABEDON

なかなかねえ。

手島

川西さんが歌ってるかもしれない(笑)。

奥田

なかなか本人が歌わない(笑)。

――

(笑)

川西

毎日歌い手が変わるっていうね。

手島

川西さんが歌ってるかもしれない。

奥田

毎回テッシー以外が歌ってるのすごいなあ。

ABEDON

そうね、頭だけ違う人っていうのはあるんじゃないですか。

手島

頭だけ歌うけど、頭だけ俺歌って、サビになると川西さんっていうのはね。

川西

なんでやねん。それ逆じゃよ。

奥田

それすごいなあ。

――

全員コケる用意しときます、そしたら。テッシーさん以外の方が歌ったとき、ズコってなるように。

――

(笑)でも詞がすごい。

手島

身につまされますよね?

――

はい。

奥田

されますよね、じゃないわい(笑)。

――

僕は、どういったことをテッシーさんが思い浮かべられてるのかは、こっちがそれは解釈することだと思ったんですけど。もしかしたら僕は、ユニコーンのことを歌ってたりするのかなとかも、思ってしまいました。

手島

いろいろですよ。

奥田

(笑)

――

いろいろですか。

手島

いろいろです。いろんなことがありますよ。

――

一度解散されて、2009年に再結成されるまでの間とかに、何か思ってた気持ちだったり、する歌だったりするのかなとか。

ABEDON

よく考えすぎ。

――

(笑)そこまで深くはない? マジっすか。

手島

そこまで、あんまり考えてないですけどね。真面目に書こうって思っただけ。

奥田

(笑)

手島

ここはもう、笑いはいらんと思って。

ABEDON

結構真面目にきてますよね。グイグイとね。

――

今回ですか。

ABEDON

ワード的にはね。

――

そうです、この曲に。

ABEDON

この曲に関してね。だからツッコミようがなかったんですよ。

川西

そうだね(笑)。

ABEDON

触っちゃいけない的な。

奥田

だから俺ももう、絶対俺はここ関わるまいと(笑)。

――

(笑)

ABEDON

で、そうなんですよ。

手島

もうアンタッチャブルな世界になってきてる(笑)。

ABEDON

(笑)

――

早めにじゃあ、投げて、民生さんは。

奥田

よかった、ピアノの弾き語りでって(笑)。

川西

関わっちゃったからね(笑)。

――

(笑)

手島

ピアノがあったから。ピアノのあれがあったから、作った詞だからね。あれのピアノが違ってたら、こういう詞になってないわけですよ。

奥田

そうなの?

手島

マジワードをね。

――

すごいテッシーさんのその、純朴なところといいますか。

手島

それなりにお年なんでね、僕も。それなりに。

――

(笑)そうですよね、50歳を迎えられて。

手島

50歳ですから。

奥田

なんかこう、すごい、ホントは真面目な人だと思われるのもどうかと思うね。

ABEDON

なんかどうかと思うね、これでね。

――

でも今まで、2009年以降は、結構こう、テッシーさんが宙に浮くこともありますし、物語を歌われることもありますし、みなさんにね。そういったこう面白いオジサンの一面が結構、前のほうに出てたかなと思うんですけど。またこの曲でその、両極があって。

手島

それは仮の姿だったっていう。

――

どっちがですか。

奥田

両方ね。

――

両方仮? ホントの姿が見られてないってこと?

手島

俺はなんなん(笑)。

奥田

ただのやらしい人です。

――

(笑)

川西

今回はわりとさ、手島もあるんですけど、EBIがグイグイきてますからね。EBIちゃんグイグイきてますよ。

――

2曲目にEBIさんの曲が、まず入ってるのが、結構、うわ、早い、と思ったんですよ。いつも結構こう、中盤だったりとか。

手島

1曲目で川西さんの曲っていうのも、すごい早いけどね。

――

それもそうなんですけど。

奥田

俺的にはEBIスタートでもよかったんすよね。

――

1曲目、「夢見た男」。

奥田

でもよかったんすよ。どっちかなと思ったんよ。

川西

新しいEBIのね、このスタイルっていうのが。歌の感じが。

奥田

それに耐えかねて、知恵熱出してしまった(笑)。

――

(笑)

ABEDON

わかんないよ、今もしかしたら、秘密特訓に(笑)。

――

(笑)

奥田

俺らにも内緒でもう、変わるための。

ABEDON

内緒で、やってっかもしれない。

――

ツアーに向けての。

奥田

ちょっと整形とかしてたらどうする(笑)。

――

(笑)

手島

二重になってたらどうする(笑)。

奥田

お前、顔変わっとるやないかい(笑)。

――

EBIさんもなんか、今回ドカンっていう曲がすごい多いなと思って。

奥田

そうそう、電大のね、人たちのなんていうんですか、盛り上がりっていうのもありますし。EBIも電大で、なんすかね、もまれて。

川西

炸裂してたからね。

奥田

なんか責任感が芽生えたんじゃないでしょうかね。残りのふたりに対してのね。俺がやらなければいけないっていう(笑)。

手島

あまりの頼りなさに(笑)。

――

(笑)そういうの、今回のEBIさんの曲に表れてるのかもしんないですね。

ABEDON

曲というより全体に表れてる可能性があるね。

――

全体に。

ABEDON

なんかムードメーカーみたいな感じがありますよ、今回。

奥田

EBIさんだって、真ん中に座ってたもん、ずっと。スタジオの。

――

なんかやっぱそうですよね。EBIさんが笑うと、見てるこっちも笑ってしまうというか。

手島

そうそうそう、いつもそうですよ。

奥田

アニメか(笑)。

――

(笑)その感がすごい。最近特にこう多いなと。

ABEDON

(笑)あるね。

手島

EBIがごきげんだったらね、だいたいのことはうまくいくので。

奥田

ハハハハハ。

――

でも民生さんは、民生さんだけの曲ももちろんございますし。川西さんと共作ということで、よろしいんですか?

奥田

(笑)そうですよ。

手島

くっつけた。

――

「あなたが太陽」とかも。

奥田

川西さんのあの、なんていうんですかね。

手島

毒の部分ですよね(笑)。

奥田

なんとかしてくれてっていうやつが、わりとくるんですよ(笑)。

――

もとは川西さんのものを、民生さんが引き取ってみたいなことなんですか?

奥田

「イーガジャケジョロ」とかは、そのままいっても、まあ、そういう曲だし、大丈夫なんですけど。そうもいかん曲もあるわけですよ。「いまいち曲になってないで、川西さん、これ」って。

――

(笑)

ABEDON

あと同じような曲ね(笑)。

奥田

ハハハハハ。

――

(笑)あれ、聞いたことあるよ、これって。

手島

実はつながったら同じに聞こえる(笑)。

奥田

みたいな曲を、引き取って(笑)、引き取ってじゃないね。

ABEDON

再利用的ななんか(笑)。

川西

リサイクル(笑)。

――

そういうことなんですね。奥田リサイクル店がここで発動されてると。

奥田

そうじゃないっすけど。

手島

野村監督。

奥田

おいしい部分がいっぱい、あるのがあるんだけど、全部ができてないのがあるわけよ。

――

それ川西さんは、誰かにこれ、この先はお願いっていう感じで。

川西

いや、考えてないですよ。

――

これでOKなつもりで。

手島

それでいいっていう。

川西

僕ん中では完璧なんです(笑)。

――

(笑)でもちょっとこう、もったいないなっていうのがあって。

川西

いやいや、でも、別になんでもいいんです、面白くなったら。

――

別に自分の持ってきたものを、いやいや、これはこうだから、こうさしてくれっていうんじゃなくて、面白い方向があったら、そっちに全然流れるのは、まったくヨシとされてるってことですね。じゃあ、この「あなたが太陽」もそういうことなんですか?

奥田

そうね、あ、これは逆に、俺、サビの部分、俺が作ったんですけど。そこ以外が俺、全然ほとんどダメで。気に入ってなかったんすよ。CMで使うとこぐらいしか作ってないぐらいの勢いだったんですよ。

――

ジュレーからのとこ。

奥田

そのあとものすごい適当に作ったもんで。ちょっと恥ずかしかったんで。川西つぁんのを持ってきたんです(笑)。

川西

なんのこっちゃ(笑)。

――

そういう作り方もある。

ABEDON

Win-Winで(笑)。

――

(笑)今で言うWin-Win。

ABEDON

Win-Winで。

――

「俺のタクシー」とかどうですか?

奥田

あれはね、まあそのテンポとか。

手島

あれはうまくハマったね。

奥田

曲調的に、俺が作ったのも、この川西つぁんの作ったものも、ちょっと「イーガジャケジョロ」的だったわけよ、まず。「イーガジャケジョロ」先に録ってるからさ。あれに似ないようにしなきゃなっていうことになったから、最初こっち録ったからさ。そんな似たようなのが3曲あってもねと思って、一個にしたんですよ。そこはもうちょっと、先にこれが出来たからだよね。

手島

うん、そうですね。

奥田

「イーガジャケジョロ」のせいで、その、ちょっとそれをよけなきゃいけなくなって。

手島

詞の世界もね、もともと川西さんがタクシーっていうのを使ってたから。

奥田

「タクシー」っていうタイトルだったけど、仮歌はテッシー言うてた。

――

(笑)仮歌はテッシーでよかったんだ。

手島

最初はテクシーって言うてたのよ。

奥田

テクシーだったんだ。歩くってこと?

手島

そうそう。

奥田

古いギャグですの~(笑)。

手島

結構以外と古い、古典芸を(笑)。

――

この詞のモチーフは川西さんですか?

奥田

これはね、だから川西つぁんの仮歌、デモテープのやつは、確かテッシー言うてたけど、タイトルは「タクシー」だったし。

手島

「ヘイタクシー」だった。

奥田

またしてもテッシーの曲にしてもね。またあの、「大百科」の次はなんやみたいになるから。

ABEDON

なに百科(笑)。

奥田

大辞典、なんだっけ?

川西

ネタが(笑)。

奥田

ネタがあったなと。ちょっとね、一悶着あったわけ、事件が。レコーディングの間に。

――

それは誰が当事者だったんですか。

奥田

それはABEですけど。あの物語は実話で。

――

持ってかれちゃった。

奥田

まあ忘れてですけど。で、舟渡で見つかったんですよ。

――

電話してってことですか?

奥田

探して。

ABEDON

すごい探して、マネージャーが。

奥田

タクシー会社をね。

川西

探して探して探しまくったら、舟渡にあったらしいです。

――

だから舟渡があんないっぱい出てくるんですね。

奥田

そう、何度も出てくるんですよ。

――

民生さん的にはどうですか、今回の「イーガジャケジョロ」というアルバムは。

奥田

いや、そんな調子でね、今みたいな、現場で歌詞もできるわけで、そんなことがあるから。みんな芸達者やなと。いろんなネタを提供してくれるわけで。

手島

芸なのか、あれは(笑)。

――

(笑)

川西

一芸(笑)。

手島

忘れものという芸。

奥田

芸というには、もっとそのハプニングというか、原石のほう。

川西

原石(笑)。

奥田

原石の部分ですけど。芸をみんなで出してくれるといやらしいですけど、原石ですから(笑)。

川西

自然体でやってるから。

奥田

なんかその場その場で、なんかその、何かを、それを使ってなんか盛り上がって毎日過ごせるわけで。でまあ、こんなのができたわけですけど。そんなに準備してたわけじゃなくね。準備してんのはEBIぐらいでしょ?

手島

もうEBIはもう(笑)。準備して終わっちゃったもんだから。

奥田

毎回デモテープ聞いて練習しまくる。練習好きだからさ。

川西

ものすごい練習してた。

奥田

はよ、テープ聞いて練習するから、はよ、どれやるか決めてくれみたいな。

――

いいですね。素晴らしいですよ。

奥田

だけど、まあ。

ABEDON

実際は聞いてっかどうかわかんないよな。あれね。

奥田

そうなんですよ、言うほど覚えてねえんだよ。

ABEDON

そうなんだよね(笑)。

――

(笑)そんなことない。

川西

そうだよ、だいたいそれをずっとEBIが言ってたから、選曲会のときに、毎回いつも、何をアルバムに入れるかっていう話はしないのに、ずっと言ってるから、今回は選曲をちゃんと決めようよって言ったら、いいんじゃないのって話になって。いやいやEBIがそれはやっぱり知りたいらしいよって言ったら、EBIがいや、ええよ、別にって(笑)。お前はどっちやねん!

手島

あったあった。そういうことあった(笑)。

ABEDON

それに向けてどんだけ(笑)。締め切り早めてやってると思ってるの、こっちは(笑)。

手島

いざ、誰も言わないから川西さんが、いや、事前に決めとこうや、ねえ、EBIって言ったら、ええよ、別にって(笑)。

奥田

めっちゃ裏切っとるやん(笑)。

川西

え〜〜っ(笑)。

手島

え〜〜って、お前が言うたやないか!

――

EBIさんらしい話ですね。

川西

そのときの気分は、そういうことだったんですね。

奥田

気分屋ですから。まあまあ、そんなことで、そんなようなことなんよ。今みたいなノリなわけよ。毎日が。ふざけてんのよ。ふざけてるっちゅうか。

川西

ふざけてる(笑)。

――

いや、それがやっぱ、すごく僕らとしては、嬉しい。

手島

マジなんよ、でも。

奥田

マジなんですけど。

手島

マジでふざけてるから。

奥田

やる気はあるんですよ。ただ、そのふざけたとこからなんですよ、全部。そういう状況にある、この環境に感謝しようと(笑)。思ってね。

――

(笑)なんか、最近そういう、すげえふざけてるな、この人たちっていう音楽にあんまり触れることが。

奥田

いや、怒られるからね。今は。

――

誰にですか? 会社とかにですか?

奥田

いろいろ、会社にも。

手島

直球でね、ヒットチャートを駆け上らないといけないんで。

ABEDON

世の中的にも怒られるんじゃないの?

奥田

世の中にも怒られるし。

――

だからこそなんか、今こうやってユニコーンの5人が、なんか、おかしなことやってるじゃないですか、ずっと。結果ね、ユニコーンを好きだっていうミュージシャンの方とかもいっぱいいらっしゃるわけじゃないですか。でもユニコーンに、あとに続いてる人が、全然いないなと思って。だからマネできないことだし。

奥田

だってね、マネできないよ、やっぱ、EBIとかテッシー。

――

(笑)そうですよね。

川西

ホントそうですよ。

手島

でもやろうとしてやってるわけじゃないから。

川西

ふたりといっしょにずっと、ずーっといっしょにいるじゃないですか。すごいなと思います。

――

(笑)あの川西さんが思うってことは、相当なんですね。

手島

いやいや、川西さんも相当なもんよ。

川西

あのね、ABEも民生も変わってると思う。でもね、そんなもんじゃないと思う(笑)。

奥田

そうでしょ?

ABEDON

(笑)そうなの、そんなもんじゃないよ。

手島

いやいやいや。

奥田

俺らみたいに、ちょっとどこか変わってるのと違うもん。

川西

違う、もうねえ。

奥田

俺、血液型が、もう2種類あると思うよ。

――

(笑)

ABEDON

こっち側がね(笑)。

奥田

(笑)

手島

プラスマイナスはあるけどな(笑)。

奥田

いやいや、もっとなんか。

ABEDON

こっち側があると思うね。

――

それ昔からそうだったんですか?

手島

いや、昔からちょっとおかしい集団ではあるから。

川西

でも最近特にですね。

手島

いやいやいや、EBIも川西さんもおかしいよ、やっぱり。

奥田

ただその、B型はB型で、俺もB型なんでね、俺はそれを解散の間に知って、どんだけショックを受けたか。

――

(笑)

手島

(笑)お前、完全にBやないかい。

奥田

こっち側だったんかいと思ったからね。

手島

そら、ABEが苦労するわってね(笑)。

ABEDON

なんだ、民生をそっち側かって(笑)。

川西

ABEに謝ったもん。

奥田

俺はABEに謝ったもん、ホントごめんって謝ったから。

――

(笑)

奥田

そっちヅラしてごめん(笑)。

ABEDON

そっちヅラ(笑)。

奥田

そっちヅラしててごめん。

――

そんなホント大変なABEさんは、これもまたね。

奥田

ABEさん、だから大変なんですよ。だいたいまとめなきゃいけないから。でも今まで、「Z II」ぐらいまでは、やっぱABEさんがまとめてなんとかなってたんですけど。まあわりとそれも、放棄(笑)。

ABEDON

(笑)

川西

さじを投げた。

――

もう無理だと、俺には。

奥田

さじ投げた。

手島

今回は、ちょっと放置してみるかと。

――

えー、そうなんですか?

奥田

わりと、EBIフライのほうからくるようになって、なんか(笑)。

ABEDON

(笑)

奥田

お前、そっちからきとるやないか(笑)。

ABEDON

ちらっちらっとね。

――

今までじゃ考えられないですね。

奥田

こうなると誰がまとめるのよってなって。

手島

なんだったら、こっちからこう、ABE、キーボード入れてくれる?

奥田

て、なったからね。逆に、それこそEBIとか川西つぁんとかが、こうなんつうの、やらなきゃいけなくなっちゃった(笑)。

ABEDON

(笑)

――

え、レコーディング始まる前は、やっぱりこう、俺がじゃないですけど、今回もがんばろうと、まとめようと。

奥田

ABEはね、タイミング的にソロをギリまでやってて、そのままきてるから、疲れたんだと思う(笑)。

ABEDON

ハハハハハッ。タイミング的には(笑)。

――

メンタル的にはだいぶ疲れてるところで、グイグイグイグイ(笑)。

ABEDON

グイグイきてるもんだからさ(笑)。

奥田

俺は俺で、アルバム出してツアーやってきたんで。俺も疲れてた(笑)。

――

(笑)

ABEDON

朝から日本酒か、みたいな、そんな感じよ(笑)。

奥田

ホントだよ。その後の3人の勢いに、飲まれた(笑)。

ABEDON

(笑)そうそうそう。

――

飲まれたのが、この「イーガジャケジョロ」と。

ABEDON

いいじゃない、それに漂ってれば、それでみたいな。ことだったわけですよ。

奥田

それでまあ、そうやってなりながら、でも、これはこれでいけてんなと思いながら(笑)、そのままきたみたいなことじゃないですかね。

手島

いっぱいある中で、こういうのあってもいいじゃんっていう。でも、いつもそれできてるような気がするけど。

――

今までのアルバムとかも。

手島

誰かがこう引っ張る人が。最初がABEがね、2009年のときは、ABEがガっていって、ハイハイ~って付いていく感じだったけど。だいぶこう、「Z」のときはね、う~んって、EBIがひとり遅れてる感じだったから。

奥田

(笑)

手島

疲れちゃってたから。時差で(笑)。

奥田

あいつ外国に弱いんで。

――

(笑)

手島

今回はEBIはもう、なんか、なんでしょうなあ、テンションがえらい高かった。

ABEDON

今、旬ですね、EBIが。エビが旬(笑)。

――

(笑)ホントに季節ものの話になってますけど。

奥田

やっぱさすがですよ、それでここにいないっていうとこがね。

――

じゃあABEさん的には、この「イーガジャケジョロ」はどういったアルバムに。

ABEDON

そうね、なんとかなったなって感じですね。まあ、なんとかなるっていうか、それでいいんだなって感じですよ。

――

それがヨシとできる年齢になったというか。

ABEDON

年齢とか、まずさっきも言いましたけど、環境がね、ありがたいなとは思いますよ。これが新人でやってきて、これができるのかって言ったら、そうでもないわけで。だから、そういうやれる状況の人間が僕たちだとしたら、やっといたほうが、そういう前例があるほうがね、後々いいでしょ?

奥田

後々(笑)。

ABEDON

後々ね。

――

続くものにとっては。

ABEDON

そうそう、会社的に、ああ、あっちねみたいな(笑)。

――

(笑)それをちゃんと。

手島

いろいろある人たち(笑)。

奥田

反面教師ね。

ABEDON

反面教師的な。ああ、逆ね、みたいな。

――

(笑)そっちでグイッとこう、逆方向に進んでくっていう意味でも。

ABEDON

意味でもね、こういうのがあったほうがいいと思いますよ。

――

ABEさんの曲も、今回もまたこう、今のユニコーンの王道というか、直球の曲がたくさんあって。聞いてて多分、ライブとかでもすごい気持ちがいい感じがして、すごいよかったっす。

ABEDON

あざっす。

――

あざっす(笑)。ありがとうございます。

奥田

(笑)あざっす。

――

もう一個聞いていいですか。みなさんにとってユニコーンって、なんすか? 今回のこのアルバムを経てでもよろしいですし。今までの「BOOM」から始まっての。

奥田

そやね、解散前まではね、学校みたいなもんだったっすね。

手島

SCHOOL OF

奥田

高校みたいなもんよね。

――

「SCHOOL OF LOCK」で(笑)。みんなとこう。

奥田

義務教育じゃないけど、まあまあ、勉強しに来てるんで。勉強しに来てるけど、まあ、なんつったらいいのかね。専門学校みたいなんじゃないから、勉強しに来てるけど、勉強しない奴もいるみたいな。高校ってそんな感じじゃない?

――

そうですね。結構ゆるいというか。

奥田

そんな風情でしたけどね。それでまあ、卒業というか辞めて、まあ、またやってるわけですけど。なんなんすか、これ。

ABEDON

なんかね、親戚の集まりみたいな感じかな。

――

たまーに集まって。

ABEDON

たまに正月、そうそうそう、なんかほら、あるわけよ、それぞれ。

奥田

親戚だからさ、別にこの人、呼んだわけじゃないみたいなことも。

ABEDON

そうそうそう。まあ、いつもいるなみたいな。

――

いつもいるけど、誰なんだろう、あの人みたいな。

奥田&ABEDON

(笑)

――

なんかいつも偉そうにしてるけど。

ABEDON

だから、そう、しょうがなく集まってるの、とりあえずね、集まってるわけよ。

奥田

わかるわかる。

ABEDON

まあ、無条件でね。別に嫌いでもないし好きでもないし。まあ、いるっていう。

奥田

わかるね。親戚ね。いとことかぐらいの感じね。

川西

法事とかね。

ABEDON

法事とか。

川西

まあ、手島さんはホンマうるさかったねーとか。

――

(笑)

手島

死んどるんかい、もう(笑)。

ABEDON

そういうのいるじゃん(笑)、なんかね。そんな感じよ。

――

常に会わなくてもいいけど、会うと、あ、なんかどっか似てるところもあるし、ちゃんと血もつながってるんだなというような。

ABEDON

まあだから、つながってない人もいますけどね、当然。

奥田

(笑)そうだよね。

手島

遺伝子的にはつながってないんだけど。

奥田

嫁のなんとかとかね。

ABEDON

そうそう、なんとかとかあるわけでしょ。なんか靴がいっぱい並んでるイメージよ、玄関に。

――

黒い靴だったりとか、子供のちっちゃい靴だったりとか。

――

川西さんはいかがですか。

川西

……親戚にしときましょう。

――

(笑)ABEさんといっしょということで。

川西

はい。だから、普通のなんだろう、親戚だったら、入れ替えきかないじゃないですか、やっぱり。

――

そうですね。

川西

あのおじさん死んじゃったから、別のおじさん連れてくるわけにはいかないですからね。そのへんはやっぱり親戚っぽいね。

――

なるほど。「イーガジャケジョロ」って、これもみなさん思ってることだと思うんですけど。これ意味はなくていいってことですよね。ある言葉じゃないってことですよね。

奥田

ある言葉じゃないですよ。知らないすもん。初めて聞いた。

川西

感覚ですね。

――

「亀ヤプシ」的な。

ABEDON

あれはね、まだね、意図的だよ。

奥田

亀ヤプシはだって、ヤプシっていう名前の亀やからさ、そんなに複雑じゃないよ。でもそんなんじゃないもん、これ。主語も述語も名詞もない。

手島

何語かもわからんもんね、だいたい。

――

普段から言われてた言葉だったりするんですか? でもないですか? パーンって出てきたんですか?

奥田

パーンって出てきたんでしょ?

川西

シュビドゥバ〜みたいなもんですよ。

手島

3日ぐらい考えてるよね。

奥田

これを?

――

どのタイミングで、どういう状況で、これ出たとかって。

川西

いやいや、曲作ってるときに、♪イーガジャケジョロ〜、だったんですよ(笑)。

――

(笑)

ABEDON

陽気だねえ(笑)。陽気なんだね。

手島

いやいや、今、音程がすごい、また、おいしかったから(笑)。

奥田

ちょっと待て、今ので、初めて音程がわかったわ。

一同

(笑)

奥田

違っとるやん(笑)。

――

(笑)もう無理っすよね。

ABEDON

もう無理だね。

――

それを最初にこの言葉を聞いたみなさんの印象ってどんな感じだったんですか?

奥田

最初に聞いたのは、これがただの仮歌やと思ってるからね。

川西

だいたいそうですよ。

手島

川西ワールド全開ですよ。

川西

歌詞もホントはくっつけたんですよ、全部。でも、これ歌詞つけてもな~っと思ってやめて。その「イーガジャケジョロ」。

奥田

つけてもな~っていうのもすごいけどね(笑)。

――

(笑)

ABEDON

まあだから、それがすごい引っかかったわけですよ。なぜか。

――

そうですよね。

ABEDON

流れてるときに。なんだこれはっていう。

――

ナタリーで、新しいアルバムのタイトル出たときも、やっぱ、え? てなったんですよ。な、な、なんだこれってなって。すごいユニコーンを、全然まだ聞いてない人とかも、ひっかかりはすげえある言葉だなって思います。

川西

まあ、キューンの宣伝の人とかも大変でしょうね。意味がわからん。どうすりゃいいんだかね。

――

(笑)説明を受けてもね、なんて答えていいかわからないっていう。

手島

1曲目の途中で意味がないのがって言っとるからね、もう。意味ないじゃろって。

――

まさかあれですか、アルバムタイトルになるとはって感じだったんですか?

ABEDON

まあ、これはもうなんか、これありきでスタート、ありきってのはあれだけど。

手島

なんか名前決めなきゃいけないっていうのがあって。

川西

ツアーのね。

奥田

川西つぁんは、やっぱりこっからは、せっかくだから、語尾にジョロつけたほうがいいんじゃないの?

ABEDON

そうね。

川西

なんでもしゃべるときに、つけるジョロ?

手島

なんとかジョロ~?

川西

無理やり(笑)。

ABEDON

そういうのいたね。そういうキャラクターね。

奥田

つけるジョロ~?

――

(笑)

奥田

ハイテンションで(笑)。

川西

ふなっしーじゃん、それ(笑)。

――

かわっしーとして、じゃあちょっと。

川西

テッシーにつづいて、じゃあ(笑)。

奥田

つけるジョロ~(笑)。つけるジョロなっし~(笑)。結局なっし~になる(笑)。

川西

ジョロじゃない(笑)。

――

このアルバム引っさげて、ツアーも。

川西

どんなツアーになるんですかね。

――

まだあれですか、全然見えてない?

奥田

まあだから、今、充電中のEBIが、すべてを担っとるからさ。

川西

炸裂。

奥田

もう全部、休みやがったから、ここに振ろうとしてるから、これから。このぶん。

――

(笑)この曲とかも聞いてて、どういう形態で演奏されるのかなとか。

川西

そうですよね、ベースもEBI弾いてなくて、民生とかABEが弾いたりとかする曲もあるし。

――

またいつものように、どんどんどんどん楽器がこう変わりつつ。

手島

EBIが歌ってるとこは、ふたりで分けあってベース弾いてるので。

奥田

EBIはもうね、ベースを弾く気がないんで。

川西

最初っから。

――

弾く気がない?

奥田

歌うときは。

手島

俺はハンドマイクで出るって。

川西

だって振り付け考えてたもん、レコーディングのときに。

――

(笑)すでに。

手島

あ~、おもろかった。

奥田

ホントすいません。ラジオでよかったね、これ。

――

(笑)

奥田

これホントにこれ使ってくれよ。

ABEDON

これ使えばいいよ。

――

このままね(笑)。

手島

これだって、活字でおこしてもなんもおもろないと思うよ。

――

これをなんかホームページで、ボタン、ピッと押したら聞けるみたいな。

奥田

そういう編集をしてもいいよ。どうでもどうでも。

手島

おもろいとこだけつまんでね。

奥田

それでもあり。

ABEDON

そういうのがいいんじゃない?

――

なんかそうっすね。空気感も。

ABEDON

雰囲気がね。

川西

番組とかももうあの、タイムキープして曲出しがどうのこうのってじゃなくて、しゃべっとる間に曲をどんどん勝手に。

――

(笑)

川西

それでまた、ずーっとしゃべってるみたいな。

奥田

これラジオでかけてもらって、あとで振り込んで。

――

(笑)

手島

振り込むんかい(笑)。

――

結構な額発生すると思うんだよな、それ(笑)。言っときましょう、それは。ユニコーンさまさまでございますから。

手島

曲かけないでこれだけだったら、あんまり(笑)。

――

(笑)

奥田

じゃあまあ、タダにしといてやる(笑)。

――

(笑)

ABEDON

じゃあ、ホームページはアンケートでいいから(笑)。

――

アンケート(笑)。みなさん一問一答で。

ABEDON

書くから。

――

すごいなんか貴重なお話をたくさん。

奥田

とんでもないです。

――

冥利につきます、ホントに。ありがとうございます。これからも、ずっと。

奥田

ハハハッ。

手島

これからも、ずっと(笑)。

――

ユニコーンでいてください。

手島

結婚式か(笑)。

――

ま、みなさん各々の活動もございますし。親戚がまた集まるときは、またガッと集まっていただいて。全然まだ話早いですけども、どんどんたくさん他のアルバムを。

手島

でももう今月の終わりには始まりますからね。ツアーね。

――

すいません、長い時間。ありがとうございました。